ワーキングプア
ワーキングプアとは、正社員としてもしくは正社員並みに働いても、生活維持が困難、もしくは生活保護水準以下の収入しか得られない就労層のことを指します。
もともとはアメリカで生まれた言葉であり、「働く貧困層」と訳され、 日本では、2006年以降、テレビなどのメディアで取上げられ、新しい種類の貧困として注目されました。
具体的な解決策として日本では、母子家庭への自立支援策としての高等技能訓練促進費という補助制度の導入や非正規雇用者と正規雇用者の労働条件の均等化、正規雇用化の促進等を行っていますが、予算の割合も低いのが現状で、実態に合っていない政策といえます。