ビジネス用語
『前株/後株』 読み:まえかぶ/あとかぶ
前株/後株とは、株式会社の会社名(商号)の中で「株式会社」が社名の後ろに付くか、前に付くかを「前株」「後株」といい、特にルールはなくどちらでも良いです。
前株/後株の違いにはニュアンスの違いを出したい場合や、語呂や語感といった社名の響き等で決定しているようで,
ビジネス上、相手の社名を間違えると失礼にあたるため、確認する慣習があります。
身近なところでは、領収書に社名を書いてもらう時に登場することが多く、
印刷物の文字校正をする場面などでは、だいぶシビアに意識されるようです。
用例「前株と後株、どちらでしょうか?」
『五十日』 読み:ごとおび
カレンダー用語であり、1ヶ月の内、末尾に5か0が付く日付、つまり 5、10、15日などのことを指します。
一般的に五十日では、給料日を設定している企業や〆日に設定している企業が多いために、金融機関が混み合うことが懸念されます。
用例「五十日だから、銀行が混んでますね」
『オリテル』 (折り返しTEL)の略語
意味はそのままで、折り返して電話すること。
オリテルは主に会社で使われることが多く、また、オリテルではなく、
「折り返し電話」を略して「折電(おりでん)」と呼ぶ方の人もいます。
用例「△△さんにオリテルお願い」
『てれこ』
元々は歌舞伎用語で、関西弁で「逆さま」「あべこべ」「互い違い」の意味や状態を指します。
「逆になっている」「入れ替える」などという意味で使われます。
用例「こことそこの数値がてれこになってますよ」
『なるはや』
なるべくはやくの略
解釈の幅が広く、「やれる範囲で早めに」の場合から、「大至急」の場合まであり、
ある程度両者の認識が合ってたり状況を把握していなければ、注意が必要です。
用例「なるはやでよろしく」
『ロハ』 読み:ろは
「只(ただ)」という漢字を上下に分解し、「ロ」と「ハ」として読み変えたもの。
意味は、「タダで」「無料で」
用例「この件をロハで頼みます」
『あいみつ』
復数の業者から見積もりをとることである「相見積もり」の略称。
相見積もりをとることで業者ごとのサービス内容、料金、サポートなどを比較検討し、最も条件のよい業者に決定することができる。
用例「その件について、あいみつ取っていて」