カタカナビジネス用語
『エビデンス』
エビデンスは、証拠・根拠・証言・形跡などを意味します。
用例「エビデンスを出していただけますか?」
『ペンディング』
ペンディングには、予定通りに計画が進められないことや
問題を先延ばしにすることなどの意味で使われることが多いです。
また、本来の英語でのペンディングには「ぶら下がる」という意味があり、比喩的に「宙ぶらりん」という意味でも使われています。
用例「この問題は一旦ペンディングにしよう」
『フィードバック』
ある結果の事実や情報を分析し、原因に反映・調整していくこと。
シンプルにいえば「反省会」的な役割を担うのがフィードバックであり、結果から具体的な改善策を考え出すことです。
用例「先の件についてフィードバックを行おう」
『バーター』
元は「物々交換」を意味する英単語であり、ビジネスの場では「貸し借りを丸く収める」といった感じで使われます。
用例「ここはどうかバーターで頼みます」
『マター』
英語では、事件・問題などを意味し、日本のビジネスの場では「担当の案件、問題」という意味で広く使われます。
一般には、「○○マター」という形で用いられ、○○には個人名、会社名などが入り、それが抱えている案件や問題を指します。
用例「その仕事は、鈴木さんマターですね」
『コミット』
コミットメントを略した言葉であり、「(責任を伴った)約束をする・決意表明」といった意味で使われます。
単なる約束である「プロミス」とは異なり、「責任」というニュアンスを強く含みます。
用例「結果にコミットします」
『デフォ』
デフォルトの略で、現在は「基本的」「標準的」の意味で広く使われていますが、本来英語ではそのような意味はなく、「欠席」「債務不履行」といった用法になります。
用例「この時間に出社するのがデフォです」
『リスケ』
リスケジュールの略語で、「スケジュールの立て直し、再調整」を意味します。
一般的には日程を調整することやスケジュールを延期する場合に多く用いられ、逆に、案件が予定通りに進んでいる状態の場合は、「オンスケ」(オンスケジュールの略)が用いられます。
用例「今月の納期について、来月にリスケされたよ」