ジョハリの窓
「ジョハリ」とは、考案者であるジョセフ・ラフトとハリー・インガムの名前からつけられたもので、別名「心の窓」「心の4つの窓」ともいいます。
対人認知の訓練や対人関係能力強化研修の中で活用されています。
具体的には、自分と相手との対人関係における心の状態には、自分は知っていて相手からも知られている領域である「開かれた窓」、自分は知っていても相手には隠している領域である「隠された窓」、自分にはわからないが相手からはよく見える領域である「見えざる窓」、自分にも相手にも知られていない領域である「暗黒の窓」の4つの窓があるとしています。 そして、対人関係を向上していくためには、「開かれた窓」を拡大していくことが重要であるとし、そのためには、積極的に自己を開示する必要があり、それが相手の心の開示を呼び起こします。