YGテスト
J.P.ギルフォードらが作成した性格検査の質問紙法を、矢田部達郎氏が中心となり日本版として改訂したものをいいます。YGは、矢田部、ギルフォードの頭文字。
このテストは、社会的内向―外向、思考的内向―外向、抑うつ性、回帰性傾向、のんきさ、支配性、一般的活動性、劣等感、神経質、客観性、協調性、攻撃性の12の性格特性を尺度とし、因子レベルでは、情緒安定―不安定、社会適応性―不適応性、活動性、衝動性、熟慮性、主導性の6つを分析します。
YGテストは、学校教育においては、生活指導、カウンセリング、就職指導に、また企業では配置転換や採用などの人事管理の手段として用いられることが多くあります。